ADHDの重ねて話す癖についての見解
本日先生と面談したのだが! 分かることが少しあった。
ADHDでよくあるのは話をかぶせてしまう癖。
薬を飲んでから待つ意識はあるものの、どうしても先に言わせて欲しくなる。
これはどうしてか? それには理由があった。
俯瞰的に三人称でメタ的に色々わかるようになってきた。
結論から言うとADHDの人は短期的な記憶力が著しく悪いので重ねて話している場合がある。
自分が話したいことをキープしながら先生と話していて、自分のターンとなった時に話したいことが消滅していることが多く、まとめていた言葉も消えていた。
言葉の再構築はそれなりにできるが、どうしても「えっと……」どんな話をするんだったっけ?
みたいな。
感受性が高く、引き込む力がある分、引き込んだ時の衝撃で別の思考が消し飛ぶ。
コンサータを飲んですごく感じる。話さなくていいとき、重要じゃない時はかぶす意味は無い。
だが、話さなくてはならないこと、話したいことを忘れるのは重大インシデントに値する。
それが嫌なので先に言わせて欲しいと話をかぶせ、早口でペラベラ言わせてもらった。
というパターンがすごく多かった。早く言わないとそれでも忘れてしまうんじゃないかって。
そしてIQ検査を見直してみた。先生は機嫌で傾く数値に意味などないと言ってはいたが、ガッツリとその証拠が残っていた。
よく見てみると大きく逆『へ』の字を描いたグラフは短期的な記憶力、フラッシュメモリ、それらを司るIQ、ワーキングメモリーが普通より低かったのだ。
その数値は脅威の79。そもそも平均IQが80で、その中でも最高に高い数値が処理速度の96。
ちなみに70台の割合は7%くらい。IQ120と同じ割合と考えるとレア。ちなみにそれがふたつあるし、俺はつむじも3つあるのでとんでもなくレアな人間ということがry
100以上が一個もないのでギフテッドがないという悲しみは置いといて。
このIQに落差があると合体して別の問題になるのでは、と考えている。
その証拠がメモリーの低さと生半可にキープされた処理速度。
全体的な数値と当日の機嫌が足を引っ張ってるだけで処理速度のIQはもしかすると100超えててもおかしくない。
その処理速度が早いというのは言い換えると飲み込みが早いとも言えるし、出すのも早いとも言えるが。
重要なのは飲み込みが早いということ。
沢山の情報を処理できないと言うよりはできる。できるが、メモリーが低いので格納されない。
それでも格納しようとした時にメモリーの中の一部が消え失せる。
それがまさに、あれ、なにしようとしてたんだっけ、となる現象に拍車をかける。
はいこれはいこれはいこれ、そう言われて流されたアイテムは狭い机の上に置かれていくが。
あまりにも狭いのでそれらの状況を利用する前の必要な情報すらも。
意識していないのに、それよりも無駄な何かを保存しようとして手放してしまう。
天才ゆえの苦悩といえば好ましい悩みだが、俺はこれが多すぎた。
先生の話を聞いているうちに本当に、言いたいことが完全に消える。それが恐怖にも感じて意思として言葉として言うならば『話が終わるのを待てない』
どうしてか? 『待っていたら会話にならなくなる』からだ。
これは何かの薬品の力を借りても治らない。それがよくわかった。
なんなら他のことが薬のおかげで静まったせいで、これが浮き彫りになった形だ。
ADHDには物質の流入以外に脳の連携が下手というのは確かな情報である。
生半可な集中力が処理を加速させた結果が短期的な記憶喪失となって姿を現す。皮肉なことだ。
だが俺は長期記憶なら自信がある。
まず小説のプロットは書かなくてもいいくらいには数日、覚えていられる。本編を読み返せば記憶の鍵も開く。
最初からそうなのかどうかは分からない。もしそうじゃないなら。
小説を書いてきたから芽生えたのなら。
重ねた話す癖、その原因の本質の短期記憶を改善することが可能かもしれない!
シンプルに無能ということがよく分かった1日。