高知名物の味噌カツラーメンを家でも味わってみよう
カツオとかに比べて本店とかそういう概念は特にない。
ただただ、味噌カツラーメンという飯を売っているラーメン屋が高知県には沢山存在している。
高知県のラーメン屋で味噌カツラーメンがない個人のラーメン屋はほぼ存在しない。丸太小屋は別だが。
しかし、味噌カツラーメンの基準を満たしたラーメンが味噌カツラーメンという事実。
今回はそれを満たした味噌カツラーメンの作り方を紹介。
基本的に味噌カツラーメンは、味噌ラーメンとトンカツというふうに分けて考えることができる。
トンカツは本場というかそういうのがないんで、理想論を語るとサックサクで少し硬いくらいがいい。実際はどうでもいい範囲。
味噌ラーメンは独特。まずニンニクが効いているのが最低条件。
これを満たしていない味噌カツラーメンはタダの味噌ラーメンであるくらい、マスト。
これだけはどのラーメン屋でも決まっている王道ルール。
まあ、好みでにんにくは大なり小なり。
小でも良いので加えてみましょう。
あとは自由。
具に関してもマジで自由。チャーシューはさすがにない。
メンマとナルトは少数派という感じ、もやしとネギでどっちがいいか喧嘩しそうになると思われる。
どっちも入れている店もあるし、どっちも入れてないくせにメンマはある、そんな場合もある。
多数派はモヤシである。ニンニクとモヤシはかなり合う。
米の代わりにモヤシ入れるまである。
実際に食ってみるとそもそも飯が腹に入らないことに気づく。
味噌カツラーメンを作る上で必要なもの。
インスタント味噌ラーメン、冷凍とかお惣菜のトンカツ、もやし、チューブにんにく、好みでネギなりなんなり。
サッポロ一番とにんにくは割と合ったのでおすすめ候補。
作り方は丼にニンニクとラーメンの元を入れといてから、ラーメンともやしを同時に茹でるのがおすすめ。
もやしは単体でいためてもいいが、そのまま煮た方がシャキシャキしているし、ただでさえにんにくで濃い味噌カツラーメンを濃いまま食うのは耐えられない。
水分と甘みしかしないもやしは意外な助けとなる。ついでに腹も張る。
後はポッドのお湯を拝借して麺ともやしは箸で着実に入れる。
ゆで汁は麺の雑味などがあるので、味噌カツに限らず別のお湯をスープに使うべきである。
後は合間にレンチンしたトンカツを上から乗せて食うのみ。
食い方にルールはないので言うことなし。
カツを最後に屠ろうがちまちま屠ろうが、どん兵衛のキツネみたいなもので、自由なのである。
味噌カツラーメンはかなり驚かれるので、県外勢は高確率で友人にマウントが取れるのもでかい。二度美味しいとはこのこと。
食ってみ、飛ぶぞ。