【APEX】FPSは目で追えばエイムが良くなる【理論】
FPSで重要とされるのは立ち回りの前に撃ち合いである。
どんなに立ち回りが上手くてもそれは結果論で、倒されたら立ち回りが上手くなかったというのが答え。
今回はエイムを良くする話をする。
結論から言うと、多くの人は現実とシンクロしない非合理的窮まった仕組みでエイムしていて、それを正せば少しは確定で上手くなる。
手だけで追うより、目でも追う方が良いということ。
エイムする動作でよく言われがちなのが『よくアイアンサイトを見て敵に標準を合わせよう』なのだが、これは真実を装った詐欺で正しくは『よく敵を見てアイアンサイトを合わせよう』なのである。
覗いてる時にサイトの赤い点を見ながら敵を追いかける。
これって考える度におかしいことで、当てなければいけない物を見ないで当てるものを見ているってことになってる。
よく考えて欲しいのだが、スマホを手に取る時に手を見ながらスマホを取っているのか?という話。
見るわけがない、普通はスマホを見て手を伸ばす!
これはFPSにも言える。
銃(手)を見ながら敵(スマホ)狙う。
敵(スマホ)を見ながら銃(手)で狙う。
普通ならしないことをFPSでしている、そりゃ最初は下手くそ。
現実とシンクロしていない、と言ったのはこういう部分。
敢えて少し逸らして覗き、左の的を目で注目しながらスティックを倒してみよう。
スッと入っていき、自然と止まる。スマホをとる動作と似ている。
仮に行き過ぎてもリカバリーが利くのはよくわかると思う。
移動している敵もどこに進んでいるのかリアルタイムに情報が伝達され、追いエイムがしやすい。動きが予想できる。
なぜこれが可能かと言うと視野が正しく物を理解するから。
注視するというのは一般的に視野が狭まる行為で部屋に立って手をかざせば分かるのだが、思ったより背景がぼやけてて滲んでいく。
逆に背景を見ようとしたら鮮明に背景が見えて手元がボヤく。
ピントが合って、他と合わなくなる。
ただしFPSは全てが鮮明に同じ位置で描かれているのでボヤけはほとんどない。同じピントで同じ鮮明感。
現実はそうも行かないので、ぼやける前提。見えていても、脳が見たいもの以外シャッタアウトして節約気味。
例えば撃ち合っている時に左上のマップの情報は鮮明に見えているのに入ってこないのは現実だとぼやけてて見えないエリアのはずだからもう見えないことでいいやと脳が自動的に判断している。
その方が頭は疲れないし、それをよく見ていない時点でそれを知る優先順位は現在のところ低いわけだから。合理的。
FPSをしていて周りが見えてなかった、という状況、敵が見えてなかったという状況。
これらは物理的に視界が狭くても起こるわけ。
FPSは視点の関係として画面上に情報がぎっしり集まっているので視点が少し下がるサイトを見る形はあまり良くないというのがこれでよく分かる。
強みはこれだけではない。
敵を見て戦うことで敵の状況が分かるという当たり前のことが出来るようになる、これも例えのマップ理論であなたは敵を注視していなかったので情報が事前にシャッタアウトされていたことを知る。
サイトを見ていると分からないが、敵を見ていると分かることが出てくる。
リロードしているのか? 武器を持ち替えているのか?
APEXはマスティフのリロードが特に分かりやすく反映されており、持ち替えも目で見ていたらわかる。
その瞬間に足が止まるフラットラインで覗き込んで潰す。
これは目とか関係ないんだが、前にシュラウドがエヴァ8と撃ち合ってる時に『リロードしたな』って呟いて突っ込んで倒していた。
そういう隙をつくのもFPSの醍醐味であり、それを可能にするのが目で追うというわけ。